スパイダーマン2

前回で覚悟を決めたはずのピーターが、その覚悟を確固たるものにするためのエピソード。
MJとの関係、そして2代目グリーンゴブリン誕生への伏線も張りつつ、前作同様、破綻の少ないストーリーは素晴らしい。…ま
あ、今回も前回に続き、二重人格系のボスなのはいかがなものか、とは思わなくもないですが。でも、だからこそオクタビアス
博士の最後のシーンが際立つからなあ。
今回の見所は、メイおばさんがヒーローについて語るシーンと、相変わらず異様に格好良い一般市民。「ヒーローは街の人たち
に支えられている」「皆がヒーロー」と思わせてくれるので、後者の演出は大好き。ファンタスティック・フォーのようなチーム物じゃ
ない孤独なヒーローだからこそ、この演出は映えるんだと思う。
あと、ネタ的な見所はエレベーターのシーン。き、気まずい…w
それにしても、このシリーズは本当の意味での悪人が少ないなあ。悪Ver.のゴブリンくらいじゃないのか、もしかして。