[映画」ザ・ワン

(17:41追記)
ジェット・リーは強かったです、で全て片付きそうな勢いの映画。
最初の2分ほどで情報の9割近くが開示されるので、説明不足に関してはほとんど気にならず、むしろ「もうちょっと勿体つけろよ」とか言ってしまいそうなレベルでした。…これは良いのか悪いのか。
ジェット・リーが1人3役(厳密には、1人125役*1)を演じてる関係上、敵と味方の見分け方が難しそうだとか思ってたら、それを中盤のトリックに使ってて驚いた。鉄板と言えば鉄板だけど、上手いなあ。
当然、アクションは最大の見所なんですが、度々入るクロックアップな加速バトルが凄い格好良い。火の粉の降る中のバトルとか。
全体的に粗は少ないものの、ゲイブの最後のオチはMVAの人が(社会的に)大丈夫なのか不安になったり。過去に戻ったわけでもないだろうし、ゲイブと結婚しなかったTKのいる平行世界、ということなんだろうか。
そして、上記の台詞を言った時のユーロウは、もう自棄になったようにしか見えない。「ザ・ワン」なら何でもいいのかよ。
あと、序盤の台詞で「考えるな、感じるんだ」という台詞*2が出て来て吹いた。それ、同じリーでも、ジェットじゃなくてブルースの台詞だから!w

*1:「設定上はこれだけ存在する」というだけで、実際に登場したのは一部。

*2:言ったのはジェット・リーじゃないですが。