ブレイドX

…映画カテゴリでも作るべきだろうか。


タイトル&パッケージ詐欺でしたorz

・そもそも原題が↑のそれと全く関係ない(原題「Soul Seacher」)。邦訳ではままあることですが。
・パッケージに映ってる人が本編にいない。少なくとも主人公には見えない。
・タイトルが「ブレイドX」なのに、剣は敵から奪って1度使っただけ*1(むしろ敵の大半が剣を使う)
・主人公は死神なので、メイン武器は鎌(分割して短めの棒と二刀流にするシーンも。これはちょっと格好良かった)
・でも鎌はあまり使わず、格闘戦主体。最後の戦闘まで素手喧嘩。

こんな感じ。…まあ、つまらなくはないんですが。面白いかと言われると、まあ…微妙
他にも、以下のようなツッコミどころが。

・冒頭のシーンが暗闇+黒ずくめの人間同士であるため、何が起こってるのかさっぱりわからない。
・何故か無駄に武器を地面に引きずる(普通に武器をぶら下げても地面に届かないので、無理をして身体を傾けている奴も)
・「死神になったら人間に関わるな」と言われるものの、自分の素性を友人に話しても特にペナルティがない。
・しかも終盤、↑を言った本人が仲間(上記の友人含む)と共に云々と発言。
・一般人でしかない友人が最後(EDも)まで主人公に同行するが、同行する理由が特に語られないので、場違い感が凄い。
・死霊ハンターという賞金稼ぎがいるが、賞金の出所が凄く気になる
・指の太さくらいの傷(斬られた人は即死した)を喉につけられても、指を紙か何かで切った程度の出血しかない。
・パッケージの人物が持っている剣と思しきものが登場。が、主人公が触れることなく失われる
・師匠キャラの勝利場面がないので、「私がいなくとも大丈夫だ」という発言に説得力があり過ぎる
・予告編で出た「地獄の魔王」「闇の書」について特に言及されない(吹き替え版だったせい?)

あと、どうでもいいんですが、「ブレイドに続くダークヒーロー」という触れ込みで、名前が「死神ジョー」はないと思うわけで。てか、
せめて服装は特徴的なものに統一してやろうよ。私服じゃなくてさ。
まあ、「ブレイドの関係作」だと期待しなければ、100円レンタルとしては普通でした。


(21:38追記)
…って、「ブレイド」には「刃」という意味もあるから、あながち間違いでもないのか。

*1:ちなみに味方の武器は、鎌、銃、手榴弾